果実味ってなんだ?

こんばんわ~
つくば市並木ショッピングセンターにある
コーヒー豆屋フレスタプラス
焙煎人荒野です。


あなたはコーヒーやワインの
好みの味わいを言葉でパパっと
表現することが出来ますか?


コクがあって苦味のある・・・・

酸味を感じて爽やかな・・・・


または

渋みが強い赤・・・・


フルーティな・・・とか


コーヒー、ワインに共通する表現
だったり、コーヒー特有だったり。。。


今日は「果実味」「辛口」「酸味」
「渋み」というワインで使うコトバ。

知っているけどいまいち理解しにくかったり
しませんか? あなたもそう思いませんか?







よく聞くことば
①果実味/口に含んですぐに感じる味わい。
「フルーティ」とも言いますね。

代表的なのは1000円前後の
チリワイン。「甘いような濃くてジューシーな
感じ」がするもの。
こっちのほうがわかりやすかも?


果実味の強いワインを甘い!と感じる
こともはよくありますよね。



残糖度といってワイン1Lに含まれる
糖度が低くても甘く感じるワインは
結構ありますね。



スーパー、コンビニで良くみかける
「サンライズ」というチリワイン。


あれはまさに果実味タイプ。


飲むと甘いと感じます。

それは口で感じる味わいというよりは
鼻で感じる香り!って感じ??






なので
果実味=甘い!ではなく

果実味の強いワイン=
口に含むと甘いだろうな~と
思わせる香りが強いワインって
思ってもらっていいとおもいます。




試しに鼻をつまんで飲むと
不思議と甘みを感じませんからね。










1000円前後のチリ、アルゼンチン、オーストラリア
の南半球でつくられるワインは果実味の強い
ワインが多いです。


逆にいうと、チリやアルゼンチンのデイリー
ワインを飲んで「あっ、私の好みだわ~」と
思ったなら、、、、、

果実味の強いワインが自分の
好み!っていうことですね。










②辛口

「果実味」の対極にあるのが辛口です。
そして非常に難しい~

だってかなりの辛口だとしても
フルーティって感じる人もいますからね。
極論は体験あるのみです。




「辛口」は白ワインで使うコトバです。
なので、ここでは白ワインについて、、、、



辛口かフルーティかは産地を見ることで
大別できます。


品種というより同じブドウでも育った
環境が多きいようです。



涼しい地域で育ったブドウからできた
ワインはフルーツ感が少ない辛口に。

その逆で温暖な気候で育った
ぶどうからのワインはフルーツのニュアンスが
多い、はっきりと果実味の強いワインが
できます。 

辛口表記だけど、後味が甘い、、、。
と感じる。






冷涼な気候であればあるほど果実味が
減って辛味が増し、温かいほど果実味が
強くなる。ってことですね。




もしあなたが
ホントに辛口=「ドライ」な味わいの
ワインが飲みたいならば、フランスでも北部の
ブルゴーニュのシャルドネやロワールの
ミュスカデやソービニヨンブラン、

イタリアなら北部の
白を選ぶのがベターです。



では今日はこの辺で・・・・