◆スタバとは違う愛され方「コメダ珈琲」後半戦。

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。
前回の
◆スタバとは違う愛され方「コメダ珈琲」
「喫茶店が減る時代」に店舗を拡大し続けるわけとは??
の後半です。

喫茶店ある故「コーヒー」の観点からお話していきます。

※ボクも過去2回ほどコメダ珈琲を利用しましたが、、、、
とにかく量が半端ない!笑



◆「コーヒーの味」は割り切る!!
コーヒー屋のボクが言うのも何なんですが、、、、
これ結構ポイント!!

「コメダのコーヒーはおいしくない」という意見も確かにある
コメダの「ブレンドコーヒー」は約40年前から、
「どこの店で、誰が淹れても同じ味になる」均質化(工場製造)に
こだわってきた。
という理由で豆からの抽出でなく
各店舗に供給されるのはリキットタイプ(液体)になっており
温めるだけで提供できるわけ。


つまり“コーヒー通”に向けた味ではなく、美味しいコーヒーを飲みに
行くという目的来店でなく
その他多数の人向けの“割り切った味”ということですね。


ボリュームたっぷりのサンドイッチをほおばりコーヒーを
一気に流し込んで喉を潤す。これで良いんです。







最後に「喫茶店」であるコメダの強みとは??
(1)「基本性能」=飲食の味。場所の提供
(2)「付加価値」=その店ならではの独自性


この2つをまとめると、、、

コメダが競合よりも圧倒的に強いのは (1)の中でも「場所の提供」です。
コーヒー代が1杯400円台であっても、
フルサービス(店員が注文を取りに来て、飲食も運んでくれる業態)の喫茶店で、
落ち着けるソファに座り、ゆっくり過ごしたい客層に支持されてきた。


(2)の付加価値は、その立地にある競合店によってさまざまですが、
「モーニングサービス」や「新聞・雑誌の読み放題」などもある。
ただし、インターネットの重要性が増すにつれて、
以前よりも訴求力が落ちており、現在は同時並行して
「座席横のコンセント設置やWi-Fi接続」に注力しているらしい。



「1世帯当たりの喫茶店代」の
支出金額(都道府県庁所在地・政令指定都市別)で、
毎回首位を争うのが、名古屋市と岐阜市
3位は東京23区(東京都)だが、この両市とは
金額で大きな差がある。

名古屋市も岐阜市も、自分たちでカフェ・喫茶店を使い
さらに、お客さんが来ると、「コーヒーでも飲みに行こうか」と
連れ出す。この“カフェ連れ出し文化”は他地域ではあまり
見かけない。たしかに!!


ということで、、、
スタバなんぞ意識せず独自路線で

これら「選択と集中」を徹底し続けた結果

「昔ながらの喫茶店」として各地方でも受け入れられ
いるわけです。


何処の「コメダ珈琲」を見ても駐車場いっぱい!だしね。



やはりここでも
◆「何をやるかっ!」でなく「何をやらないか!」の
重要性の大切さをボクは学んだ気がします。



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