つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。
今回「第18回ワイン試飲販売会」スペシャルクラス「ボルゲリ銘醸赤3種飲み比べ」の後
変わり種をご用意しました。
スペイン、カタルーニャ州で造られる「ベルモット」です。
■グリフォイ デクララ ベルモット ロホ 1リットル 3500円
(ガルナッチャ100%)※こちらは赤ワインベースのべルモット
2月の試飲会でテイスティング。このベルモットな旨いっ!っておもいました。
べたつく甘さでなく、、後味の苦みのバランスも嫌みがなくて非常にバランスが
良かったです。
ベースワインにタイム、フェンネル、アニス、ローズマリーなど27種のハーブを配合
してつくるフレーバードワイン!!
ご存じの方も多いとおもいますが、、、
ベルモットとは白ワインを主体とし、ニガヨモギなどの香草やスパイスを配合して作られる
フレーバードワインです。日本においては酒税法上、ワインなどの「果実酒」ではなく
「甘味果実酒」に分類されています。
主にロックスタイルやソーダ、トニックウォーター割りで食前酒として飲まれますね.
またカクテルの材料や料理に使われる。
イタリア発祥のスイート・ベルモットとフランス発祥のドライ・ベルモットがあります。
↑ ↑これはイタリアを代表するベルモット「チンザノビアンコ」
◆スイート・ベルモット
甘口(sweet)のベルモット。イタリアのピエモンテ地方等で主に作られていたため
イタリアン・ベルモットとも呼ばれています。ドライ・ベルモットと比べるとハーブの
風味が強く、チンザノ社やマルティーニ社製のものが有名です。
ライウイスキーとスイートヴェルモットでつくるカクテル「マンハッタン」は
あまりにも有名ですね。
※カクテル『マンハッタン』が有名になったきっかけは
マリリン・モンロー主演映画『お熱いのがお好き』ですよね。
◆ドライ・ベルモット
辛口(dry)のベルモットです。主にフランスで製造されたためフレンチ・ベルモットとも呼ばれています。
ノイリー・プラット社製が有名です。ドライ・ベルモットによるカクテルといえば、、、
ドライ・ジンとドライヴェルモットでつくる「マティーニ」が有名ででしょ!
ボクもオーバカナル時代や夜バーで働いていた関係でベルモットは親しみがあるのですが
残念ながらあまり美味しいベルモットってないんですよね。香りがキツ過ぎたり
作り込まれた甘さだったりと、、、、
やはりベースとなるワインのショボさが原因だとおもいます。
今回出展する↑のベルモットに使われているワインは
過去何度となくフレスタ試飲販売会でも出展されたスペインワイン
ワンちゃんラベルの「グリフォイ デクララ エルゴス」等に使用している
赤ワインをベースにしているから、、、そりゃ今までボクが経験したベルモットより
余裕で旨いわけですよ!!
こちらも参加費内で体験できますので、、、折角なのでお試しください!!