つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。
今日はワインの液漏れについての話題です。
先月当店の常連さんが購入されたワインのボトルネック付近からの液漏れの事例
赤ワインだったので液漏れした箇所も分かりやすかったです。
ワインの液漏れとは、コルク栓を抜く前に、コルクの脇からワインの液体が
瓶の外に漏れだす現象のことです。
液漏れを起こすと、瓶の中に空気が入り込み、ワインが酸化してしまう可能性もあります。
酸化すると風味や香り、色味などが失われたり、苦みや酸味が強くなるなど、ワインが
本来持っている特徴が変化してしまう大きな要因です。
■主な原因として
瓶詰めされた後の輸送や温度変化にあると言われています。
特にワインは温度に敏感なため、瓶内の温度が急激に上がると、
瓶内の空気やワインが膨張してコルク栓を押し上げ、その隙間から
ワインが染み出してしまうことがあります。
そのため、特に夏場など気温が高い時期は注意が必要ですね。
また、打栓が甘いとか、コルクが密着するまでに寝かせてしまったとか、
生産者側で問題がある場合もあります。
しかし、例外もあります。
ブルゴーニュワインの場合、伝統的にコルクの圧縮度が低いです。
コルクに十分にワインが浸ることで空気の流通を防ぐという考え方
なのか?トップドメーヌの中には初めからコルクが弱く液漏れが
発生する可能性が高い商品もあるのでブルゴーニュワインには
液漏れのケースが他の産地より多いかも!!
こちらは白ワインの古酒の液漏れ
白ワインが液漏れすると酸化してこのように黄色~茶色の汚れに
なったりします。
セラーにストックしているボトルでもいつの間にか液漏れしていたっ!っていう
可能性もありますからね。セラーの中で動かさずともいつの間にか‥
はあり得る話なのです。
では液漏れしたワインは飲めないのか?不味いのか?
個人的なはなし、、ぶっちゃけ今まで液漏れしたワインでハズしたことはありません!
(タマタマでしょうけど)
コルク不良というわけではなくボトルの内側から液体が漏れただけだったのでなんら
味に影響はありませんでした。
ただし、高温が原因であれば熱劣化しているかもしれませんし、超低温も然り。
極端な温度を経験すると液漏れ以前にマズでしょ。
仮に液漏れしていたとしても、その伝った隙間から、空気がボトル内に流入(逆流)
しなければ酸化は防げます。
漏れた液体が、空気の流入を防ぐ盾になる場合もあるわけで、時間経過で乾いて固まってしまう
ケースもあります。さらにコルク内部からのしみ出たものであれ、側面を伝って漏れたものであれ。
空気が流入する前にそのキズ、隙間をふさいでいれば中味は酸化する可能性は低いはず!!
年末のアウトレットワインでもありましたが、、、
高価格帯のワインでまだちょっと開けるには早いなぁ・・・というワインが液漏れして
酸化が進みちょうと飲み頃になったというケースもありますからね。。
■ここがやはりイチバン!!
ただ、やはり気持ちの問題といのは大きいですよね。「液漏れしてるからイマイチかな・・・」
という疑心はやはり100%楽しめないですよね。結果、美味しかったとしても
「液漏れしてたけど美味しかった」とやはりどんな偉大なワインでも感動は減りますよね。
なるべく液漏れのないボトルを‥ととととと、、、、しかし
剥いでみなければわからないわけで‥・・・
なのでちょっとでも疑心があれば、、、不安な事があれば、、、、
フレスタへGO!!してください。
ワインも珈琲もメンタルって大きいですから、、、????って思っちゃツタら
美味しさ半減以上です。 コルク不良のブショネ、今回の液漏れ、あれ?ちょっと
味がオカシイなぁと思ったら、、、、メールでも電話でもご来店でもOKですので
荒野にご一報を!!
あっ!それと現物または写メはお忘れ無く!!
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