ラングドックのスーパースター・シュールダルク

“偉大なシャルドネを生む最高のテロワール” 仏・リムーを世界に知らしめた
ラングドックのスーパースター・シュールダルク


フランス ラングドックリムー ワイン
まず↑の画像を観て下さい。今日はフランス南部ラングドック地方に位置し世界的にトップレベルのシャルドネ
の産地④「リムー」について。そしてそのリムーの地でトップレベルのシャルドネ種のワインを産出している
ワイナリー「シュール・ダルク」についてお伝えします。


■歴史的なワイン産地 リムー
古都カルカッソンヌの南西25km、ピレネー山麓の盆地に位置し、海洋性と地中海性の両方の長所を
備えた恵まれた気候のワイン産地です。世界で最も古いスパークリングワインと言われている
「ブランケット・ド・リムー」を産出することでも有名です。
・「モーザック種」を主体のAOCブランケットリムー
・シャルドネを主体とするAOCクレマン・ド・リムー
スパークリングワインで2つのAOCがリムーにはあります。
シュール ダルク クレマン トック エ クロシェ リミテッド エディション
・シュール ダルク クレマン トック エ クロシェ リミテッド エディション2015
↑のヴィンテージ付限定の泡は今回のガレージセールに出展します。限定10本


スパークリングワインの歴史的銘醸産地である「リムー」ですが、実は素晴らしい白ワインが
出来る産地としても世界的に有名です。ランクドック・ルーシヨンは赤ワインの多い産地ですが、
その中でリムーは地中海から離れており(↑画像④参考)最も標高が高く冷涼な気候がフランス国内
におけるシャルドネのトップ・テロワールの一つとして評価され要因でもあります。

AOCリムーの白は収量制限、樽発酵・樽熟成が義務化されており、デリケートなアロマ、綺麗な酸、
エレガントなミネラル感、複雑さを持ち合わせた「バランスいいね!」な味わいが特徴です。


◆このリムーの地でトップレベルのシャルドネ種のワインを産出しているフレスタ試飲会でも
お馴染みのワイナリー「シュール・ダルク」

1946年にリムーに設立された協同組合で、大西洋、地中海とピレネー山脈にはさまれた約1,800haの畑を
管理する、リムーのみならず南仏を代表する205軒の栽培家によって所有されるワイナリーです。

■4つのエリア
シュールダルク 4つのエリア
地中海気候の暑く乾燥した東側、大西洋の影響を受ける温暖な西側、その両方の特徴をあわせ持つ中央部、
そしてピレネー山脈に近い冷涼な高地の南側と合計3,800の区画が大きく4つのエリアに分けられました。



◆シュールダルクのこだわりのブランド<トック・エ・クロシェ>
シュール・ダルクではいくつかのレンジのワインを造っていますが、そのテロワールを最も表現しワイナリーを
一躍有名にしたのは、1989年にスタートしたこだわりの上位ブランド<トック・エ・クロシェ>

トック・エ・クロシェのワインは、最も良い区画のブドウから造られた樽発酵&熟成の4つのシャルドネ種の白
ワインを中心に、長期熟成(36~48ヶ月)の上級クレマン(泡)、1種類の最上赤ワインで構成されています。

・シャルドネ種のみを使用し、同じ醸造方法でテロワール毎に造られる4つの白ワイン。
※↑の4エリアの画像を参照ください。


(向かってに右上赤の東側エリア)
メディテラネアン:ラングドックの太陽を浴びて深い黄色。スパイスのニュアンス。フルーティでまろやか。
魚介類、特にゆで牡蠣、やブイヤベースに良く合います。
※年末アウトレットワイン販売会で出展

(左下:ピンクの西側エリア)
オセアニック:白い花に柑橘系のアロマ。熟成ポテンシャルもあり、余韻も長く非常にバランスの良いワイン。カレー風味のチキン、帆立やクリームソースの魚に良く合います。

(左上:黄色の中央部エリア)
オータン:リッチながらも、フレッシュさとエレガンスも持つワイン。華やかなアロマに焼いたパンのニュアンス。コンテチーズ、オランデーズ・ソースやベアルネーズ・ソースの魚に良く合います。

(右下:オレンジの温暖な西側エリア
オート・ヴァレ:白い花を思わせる芳香、ミネラル感とふくよかな酸が素晴らしいワイン。帆立やエビ、フェンネルを使った魚料理に良く合います。
※コチラも年末アウトレットワイン販売会で出展


以上が南仏ラングドック地方リムー地区のワイン、シュールダルクの詳細でした。↑の4エリアの
シャルドネの白はフレスタの試飲販売会等のイベントでもお馴染みです。

そして昨年の試飲販売会でも大勢の方々からご予約をいただいたオークションロットについては
コチラをご覧ください。