今回の「スペシャル企画」ブルゴーニュ・グランクリュ「ボンヌマール」

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。

『第22回つくばワイン試飲販売会」を開催します。
・DATE 3/13(土)14:00-19:00

今日は今回の「スペシャル企画」(※参加費+別途1000円)のご紹介です。

◆ブルゴーニュ・グランクリュ「ボンヌマール」です!



ピエール ネジョン ボンヌ マール GC2011
■ピエール ネジョン ボンヌ マール GC2011 29,500円
(ブルゴーニュ・コート ド ニュイ・ACボンヌ マール特級/ピノノワール/フルボディ・赤)

◆ちょっと異質なグランクリュ「ボンヌマール」
ちょっとややこしい話しを。。。
「ボンヌマール」はシャンボール・ミュジニーにある特級畑と紹介されることが多いのですが、
実際にはシャンボール・ミュジニー村とモレ・サン・ドニ村と両方の村に跨って位置しております。
※位置関係はコチラのブルゴーニュ地図をご覧ください。

畑の全体面積15.06haの内、13.54haはシャンボールに、1.52haはモレ・サン・ドニに属しています。
なのでほぼほぼシャンボール・ミュジニーに属しております。しかし両方の村にまたがっている関係で
シャンボール・ミュジニーのグランクリュのひとつでもあり、モレ・サン・ドニのグランクリュのひとつ
でもあるんですね。。。ご理解いただけましたか??


上の画像⑤が「ボンヌマール」グランクリュです。
ほとんどの面積はシャンボール・ミュジニー側ですが一部北側のモレ・サン・ドニにあるのが
わかりますね。ボンヌ・マールの畑の中には、モレ側の上部から反対側の下部にかけて対角線上に
一本の小径が走っています。この小径を境として、石灰質の「テッレ・ブランショ(白い土)」と
粘土質の「テッレ・ルージュ(赤い土)」という全く異なる土壌の性質からなっています。欧米の
専門家の中には全く異なるテロワールは、二つの別クリマに分けるべきだとの意見もあるほどですが、
その一方で二つの異なるテロワールが融合した時の素晴らしさもまた称賛されています。



◆高橋名人も絶賛のボンヌマールが登場!!
今回スペシャル企画として出展する逸品はシャンボール・ミュジニーに本拠地を構える
「ピエールネジョン」のボンヌマールグランクリュ。シャンボール側にある「ボンヌマール」です。


《ブルゴーニュで「最もエレガントで女性的」と表現される
ワインを産むアペラシオン「シャンボール・ミュジニー」》

ACシャンボール・ミュジニーにはグランクリュ(特級畑)は2つのみです。
シャンボールの南側には優美な骨格と気品を持ったグランクリュワイン「ミュジニー」
一方シャンボールの北側にはジュヴレ・シャンベルタンのように肉付きが良くしっかりとした骨格をもつ
グランクリュワイン「ボンヌマール」が好対照に存在します。

今回のヴィンテージは2011なので通常ならまだまだ熟成してからがベターですが、、、
特殊な効果を生む?技術をもつ?(株)飯田倉庫ならではの熟成があり高橋名人曰く
「アラノさん、、今飲んでもホント旨いっすよ!!もちろんあと数年寝かせればより
ベターですけど、、今でも十分旨いっ!」と。。。肉付きのよい強いタンニンもかなり
削ぎ落とされもう片方のグランクリュ「ミジュニィ」に負けないくらい滑らかなエレガント
感あり!!らしいです。

ここぞという時はゴリごりゴリオシでくる名人のおすすめグランクリュぜひぜひ楽しみです!!
ブルゴーニュラヴァーの渡邉さんに聞いても「同じグランクリュでもボンヌマールは他とは
ちょっと違いますからフレスタのブルゴーニュラヴァーズならかなり喜んでくれるはず」と。。。


言っても既に10年の熟成を経たグランクリュ「ボンヌマール」
ブルゴーニュの中でも著名な造り手がゴソッとボンヌマールに集合しているのもひとつの
特徴です。
 マジ楽しみですね。ご期待ください。






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