イタリア銘醸赤ワイン「ワインの王様」バローロワインとは?

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。
今日はバローロワインとは??です。



バローロとは、イタリア北西部にあるピエモンテ州のバローロ村周辺の地域で造られる
高級赤ワインのことです。ピエモンテ州はイタリアの二大銘醸地として数えられ、トスカーナ州と
共に銘醸赤ワインの生産地です。ワイン業界では「ワインの王様」あるいは「王様のワイン」と
呼ばれていますね。


バローロに使われるのは、ネッビオーロ(Nebbiolo)と呼ばれるブドウ品種。
ほとんどのバローロは他の品種を混ぜることなく、ネッビオーロを100%使って造られています。
Nebbiaとはイタリア語で「霧」を意味しネッビオーロは霧の多い時季に収穫されることから、そ
れにちなんでその名前がついたと。。。。
ネッビオーロには酸とタンニンが十分に含まれており、長期熟成に耐えうる骨格の強く濃厚な赤ワイン
を生む出すことのできるブドウ品種です。

ネッビオーロから造られるバローロは、葉巻やチョコレート、なめし革のようなずっしりとした香り、
ラズベリーやクランベリーなどベリー系の優しい香りを放ち、タンニンが多くずっしりと重めで力強く
スパイシーな味わいです。でもバローロと一口に言っても、多種多様土地の土壌によって多種多様です。


バローロ5大産地
バローロワインの5大産地

↑の地図を参考にしてください。バローロワインはバローロ村をはじめ周辺の地域に代表する
5つの産地が存在します。
●「ラ・モッラ村」
北西部に位置しマンガン・マグネシウム・石灰質といったミネラル分の豊富な土壌で、他のバローロワインと比べてフレッシュな味わいを楽しめる若飲みワインが生み出されています。

●バローロ村
バローロ村の土地はラ・モッラ村同様にミネラル分が多い土壌です。
この土壌のおかげで、東部で造られるものと比べると、香り高いワインができます。

●カスティリオーネ・ファッレット村
この村は5つの中で最も土地が狭く、それに伴って生産量も少ないため、非常に貴重なワインです。
カスティリオーネ・ファッレット村で造られるバローロは香り高いエレガントなワインです。


●モンフォルテ・ダルバ村
南部にあり、西はバローロ村、北はカスティリオーネ・ファッレット村、東はセッラルンガ・ダルバ村に囲まれたエリアです。鉄分の多く含まれる土壌となっており、ずっしりと重たいバローロワインが造られています。
鉄分による独特な力強さも魅力の1つです。

●セッラルンガ・ダルバ村
5つの村の中で最も東に位置しており、モンフォルテ・ダルバ村と同じく、鉄分の多い土壌です。
長期熟成向きで極めて重厚なバローロワインが造られており、なめし皮やスパイスのような香りと
味わいが楽しめます。伝統的な味わいを楽しみたいのであれば、セッラルンガ・ダルバ村の
バローロワイン!!と言われますね。




コルデロ ディ モンテツェモロ バローロ ヴィーニャ エンリコ VI
産地の特徴を踏まえて最後に、、、バローロワインの選び方を!!

東部の土壌はエレヴィツィアーノといって鉄分が多く、伝統的なバローロワインに近いずっしりとした
味わいのワインとなります。

逆に西部の土壌はミネラル成分の多く含まれるトルトニアーノという土壌で、比較的フレッシュで
モダンな味わいを楽しむことができるバローロが多いですね。

あくまで目安ですが、重いワインを求めるのなら東部のものを、比較的短い熟成で楽しめるワインを
求めるのなら西部のものを選ぶと良いかもですね。