イタリアの伝統的な赤の微発泡ワイン「ランブルスコ」についてと相性のよいとされる料理について
■ランブルスコ「モデナ・ビオ」1200円+TAX
ここ最近の猛暑復活!で↑赤微発砲ワイン「ランブルスコ」かなり売れてますね。
イタリアの伝統的な赤の微発泡ワイン、「ランブルスコ」。最近ではやっと日本のレストランやスーパーでも見かけるようになった。発泡性のある赤ワインのため、爽やかな味わいをもちこれからの季節にも合う。ていうか当店では今更感たっぷりですが、、、今日はランブルスコについて、、相性のよいとされる料理についてお伝えしてきます。
泡まで真っ赤!!なランブルスコ。
■改めて「ランブルスコ」とは?
「ランブルスコ」とは、天然弱発泡性の赤スパークリングワインの代表格ともいわれている伝統的なスパークリングワインです。主な産地はエミリア・ロマーニャ州とロンバルディア州南東部。これらの州は、イタリア屈指の美食の地としても知られていますね。中でも、エミリア・ロマーニャ州のレッジョ・エミリアとモデナ、ロンバルディア州の南東部のマントヴァの3つの地区がランブルスコの主な産地です。
ランブルスコは、紀元前の古代ローマ時代から栽培されているといわれるランブルスコ専用の品種のブドウで製造される。ランブルスコ種自体は多収穫のブドウとして知られ、エミリア・ロマーニャ州だけでなく、ピエモンテ州やバジリカータ州といったイタリアのいくつかの地域で栽培されている。ランブルスコ種の数は正確には把握されておらず、一説には十数種類とも、100種類を越える亜種があるともいわれ、味は甘口から辛口までさまざま。
ランブルスコ種の代表的なものには、グラスパロッサ種、サラミーノ種、ディ・ソルバーラ種、ルベルティ種、マラーニ種などがあり、それぞれのブドウの特徴によって醸造されるワインの風味も異なるとされる。生産数が多いのはグラスパロッサ種とサラミーノ種。
■規格は糖度によって分類される
・Secco(セッコ)、ABBOCCATO(アッボッカート):辛口
・Amabile(アマービレ):やや甘口
・Dolce(ドルチェ):甘口
・ROSATO(ロザート):ロゼ
糖度による分類は、ラベルにも表示されているため、辛さや甘さはラベルをチェック!!
■ランブルスコと食事の相性
ボク的にはピザだろうがハンバーガーだろうがタコ焼き・・・・ジャンクな食事からそれこそコンビニで適当なアテで十分だとおもいますが、、、、その辺も詳しくお伝えします。
エミリア・ロマーニャ州は、古くから農業や畜産が盛んで、世界でも有数の食材の宝庫として知られています。パルマの生ハムやソーセージ、サラミといった畜産加工品や、パルミジャーノ・レッジャーノなど、だれもが知る食材の本場で、それらを使った郷土料理も数多い。ボローニャのモルタデッラ、ボロネーゼ、モデナのコテキー、ラザーニャなど肉料理や、チーズ・バターなどを豊富に使った濃厚で脂肪質なものが多いのが特徴。
食事の途中で飲むキンキンに冷えたランブルスコのきめ細かな泡とフレッシュな酸味が上手に口の中の脂分を洗い流すため、脂分の多い肉料理や濃い味付けの料理と相性がよいとされています。ていうかクソ暑い時は冷凍庫に入れる方もおります。
通常の赤ワインと違い、ランブルスコはよく冷やすことが鉄則ですよ!!冷蔵庫で1時間以上冷やすことをおすすめします。軽くさわやかな口当たりなのでハム、サラミといった塩気の多い加工品があればOK!!冷蔵庫に1本入れておくには良いですよね。
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