今月のおすすめトスカーナ「サンジョベーゼ」をアパッシメント(陰干し)したワイン

つくば市フレスタプラス@あらの珈琲 焙煎人荒野です。今日は11月オススメのワインをご紹介します。


グランパッサイア2019
イタリアトスカーナからちょいと捻りを加えた赤ワインが入荷しました。トスカーナ州赤の代表品種である「サンジョベーゼ」をアパッシメント(陰干し)したぶどうで醸したワインなんです。世界中でトレンドになりつつある「アパッシメントワイン」とうとうトスカーナでもヤリましたね。


消費者目線で定評のワインガイドで96点を獲得したキワモノ!!
グラン・パッサイア
■グラン・パッサイア2019 1本 2400円(2640税込)輸入元特別協賛のため→2本で4980円税込 ※限定60本(イタリア・トスカーナ/サンジョベーゼ80メルロー20/フルボディ・赤)




グラン・パッサイア2019
【荒野の独断と偏見に満ちたテイスティングコメント】
このワインはサンジョヴェーゼ主体に、メルローを20%ブレンドして造られます。サンジョヴェーゼの一部(20%)をアパッシメント(陰干し)します。ステンレスタンクで発酵後、500リットルの木樽で9ヶ月間熟成させています。外観は濃いめのルビー色。よく熟されたベリー系の香りと樽熟らしいほんのりとしたバニラ香も感じれます。ホント嫌味がない位の樽香りです。ひと口目からたっぷりの果実感です。若いヴィンテージぽいトゲトゲしたタンニンもなく逆に渋みも柔らかいですね。後味にちゃんと酸味もあるし飲みやすさ、バランスの良さがありますね。「アパッシメント」=「濃い甘過ぎ」なワインも多い中、、、ここはさすがサンジョベーゼ!サンジョベーゼのキャラである”酸”!! しっかり残っているのでご夫婦二人で1本開けても「飲み飽き」「飲み疲れ」の心配はナシっ!でしょ。

抜栓2日目においてもよりタンニンは滑らかな印象になり酸化により「無駄な酸っぱさ」もなく安心できます。逆に一部アパッシメントしたブドウをブレンドすることで凝縮された果実味とタンニンが経時変化により酸化に向かって強くなってくる酸味とのバランスを上手くとっている気もします。重厚なボトル含め2000円台としては価値ある1本だとおもいます。重さも適度にあって季節的にもマッチしてますしね。



■セレクトも決め手は!!
とはいえ今回ご案内しようとおもった決め手はやはりサンジョベーゼの酸味もしっかり感じれたからでしょかね。アパッシメントによる独特なマッタリとした風味との調和がとれていて楽しんでいただけるとおもいました。

残糖感と酸の調和です!!
この辺り上手く造っていますね。樽熟成による何となくのリッチ感もあり!!





楽しみ方はやっぱ暖かいお肉料理でしょうね!鶏でも豚でも牛でもOKです!アツアツの煮込み系がよりいい感じかと。ボク的には「すき焼き」と一緒したいですね~。しかもお肉中心の「すき焼き」です!お肉に程よく染みたすき焼きの甘い出汁とたっぷりの果実味の相性はバッチリグーでしょ!!



日に日に寒くなってくるとこういった濃いめのワインが美味しく感じる季節ですよ~。今回「2本纏めて購入」の際
特別価格もご用意してます。ぜひ一度試す価値は十分あるワインだと思います。




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