初登場「聖なるワイン」トスカーナ州伝統の甘口ワイン「ヴィンサント」

25回目にして初登場「聖なるワイン」!!

12/11「第25回ワイン試飲販売会」に
≪聖なるワイン≫と呼ばれる「ヴィンサント」
出展します。

ヴィンサントとはイタリア・トスカーナ州を代表するデザートワインでイースターの時期には、復活祭のお祝いのお酒として、アーモンド風味のビスコッティ(※トスカーナではカントゥッチと呼ばれてい)に合わせて飲まれるワインで、聖なるワインと呼ばれています。
カントゥッチをヴィンサントに浸して湿らせてから食べるんですよね・・・


トスカーナ州が主な産地で、イタリアの中北部の各地で造られており、それぞれの製法で造られたヴィンサントがDOCに認定されています。トスカーナ州とウンブリア州とマルケ州の一部で造られるヴィンサントは、おもにトレッビアーノやマルヴァジーアといった白ブドウ品種から造られる白ワインタイプのヴィンサントが主流ですが、サンジョヴェーゼを使った赤ワインタイプのオッキオ・ディ・ペルニーチェと呼ばれるヴィンサントもあります。


とはいえ「ヴィンサント」といえばやはりトスカーナでしょ!今回出展は銘醸ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
の造り手「シルヴィオ ナルディ」が醸す琥珀色の「ヴィンサント オッキオ・ディ・ペルニーチェ」サンジョベーゼ主体のものです。

シルヴィオ ナルディ ヴィン サント オッキオ ディ ペルニーチェ
11年熟成を経てさらに上品さが増した
■シルヴィオ ナルディ ヴィン サント オッキオ ディ ペルニーチェ2010 8000円(8800税込)
≪トスカーナ州/サンジョヴェーゼ70%・マルヴァジアネッラ30%/甘口≫

ヴィンサントに使用するブドウは、9月から10月かけて収穫を行います。 収穫後1月まで陰干しを行います。この間に糖度は40%にまで上昇します。高濃度の果汁は、「カラテッリ」と呼ばれる120リットルの樽に85%入れられ、発酵を促す為、マードレ(最新のヴィンサントの樽底に沈殿した酵母やバクテリアの混合物)を加え、ワックスで栓をして5年間発酵熟成させます。この熟成により独特なアロマが形成されるわけです。



■ヴィンサントの楽しみ方

トスカーナの伝統的なお菓子カントゥッチと呼ばれるアーモンド風味のビスコッティと一緒に合わせて食べられます。伝統的な食べ方としては、このカントゥッチをヴィンサントに浸して湿らしてから食べ、ヴィンサントを少しずつ口に含み味わいます。それと食後に飲まれるデザートワインなので、ビスコッティの代わりにドライフルーツやチーズでもOK。さらに今回のような赤ワインタイプのオッキオ・ディ・ペルニーチェであれば、チョコレートと合わせるのもおすすめです。


とにかく滅多に経験することがないカテゴリーですので是非この機会にトスカーナ州伝統の甘口ワイン「ヴィンサント」楽しんでくださいね。




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