2021年の締めくくりはロマネコンティの隣、グランクリュ「リシュブール」です!!

つくば市フレスタプラス 焙煎人荒野です。今日から12/11(土)開催の『第25回つくばワイン試飲販売会』の話題をご紹介していきます。まずは今回のスペシャル企画から・・・・

ヴォーヌロマネ村のグランクリュ。
数あるグランクリュの中においても別格と言われる由縁は・・・あのロマネコンディを筆頭に「ブルゴーニュの輝く宝石」と称えられる8つの「グランクリュ」の半端ない人気度と認知度。

今回は
「ロマネコンティ」「ラ・ターシュ」「ラ・ロマネ」等のモノポール(単独所有者の畑)を除けばヴォーヌロマネ特級畑の中で最上とされる「リシュブール」。


そそっ!2021年の締めくくりはグランクリュ「リシュブール」です!!

絹がすべるような舌触り!ロマネ・コンティの隣に存在するにふさわしい「百の花の香りを集めてきたような」と形容される「リシュブール」特級!グロの究極ブルゴーニュの味わいをぜひお確かめ下さい!!

■Domaine Gros Frere et Sour Richebourg 2014 66000円(ヴォーヌ・ロマネ リシュブール/ グランクリュ/フルボディ・赤) ※当日は1杯1500円の有料試飲とさせていただきます。


試飲販売会でもすっかりお馴染みの「王冠のラベル」ドメーヌ「グロ・フレール・エ・スール」(F&S)。ヴォーヌロマネ銘醸グロ家ジャン・グロの次男ベルナールが跡継ぎの居なかった叔父さんから引き継いだドメーヌですね。現在はベルナールの長男ヴァンサンに代替わりしています。ドメーヌ最高峰ワインであるこの「リシュブール」もグロF&S伝統の「みずみずしく、、そして絹のように滑らかで力強い味わい」というキャラクーは健在ではないでしょうか。めっちゃ楽しみです。

※現当主ヴァンサン・グロが特級畑リシュブールについて想いを語っております。興味ある方はコチラをぜひご覧ください。(動画時間38分で27:42あたりがリシュブールについてです。)



※↑のヴォーヌロマネグランクリュ地図をご参考に!

リシュブールはロマネコンティの北側に位置し畑の総面積はヴォーヌロマネ2番目の広さで、レ・リシュブールとレ・ヴァロワイユの2つのリューディーに分かれています。因みにグロの畑は「レ・ヴォロワイユ」に0.68ha所有
※「リューディー」とは・・畑を土壌や気候の特性によって分けられた区画

■世界的なリシュブールの評価と特徴。



僕も持っている「ブルゴーニュワインがわかる本」で有名なワイン評論家マットクレイマーさんもリシュブールのワインを次のように評価しています。「リシュブールはブルゴーニュで、いや世界で最もみずみずしさのあふれるワインかもしれない。見所は、独特のスパイス感、チョコレートなどの複雑きわまりない味わいがどっと迫ってくるところにあり、その味わいはあくまでも精妙で、絹が滑るような感触はグランクリュ随一といえる。すぐれたリシュブールには並び立つものがない。」

飯田ワインの渡邉氏は数年前ブルゴーニュ研修で実際グロF&Sを訪れた際この「リシュブール」を飲んでおります。渡邉さん曰く「いやぁ・・美味いの一言ですわ~。ヴァンサンの代になってよりみずみずしくなってるし、めっちゃベルベットのような滑らかな質感があって美味かったの印象しかないすよ。この1杯だけでも今回参加する価値は十分ペイしちゃうますよね。」という勢いから・・・




「荒野さん年末なんで思い切って一発グロのリシュブールでもヤっちゃいますか!」の一言

実際、それも現地でこのワインを飲んでるから妙に説得力ありました。笑



冗談ともかくヴォーヌロマネのグランクリュが何故他のグランクリュと別格なのか?更には「リシュブール」を調べれば調べるほど・・・ロマネ内の8つのグランクリュの中での特別な偉大さが解った気がします。そして「グロ・フレール・エ・スール」を世に知らしめたベルナールから引き継いだヴァンサンの 名門の名に甘んじることなく進化を続ける姿勢が詰まったグランクリュ「リシュブール」ぜひ一人でも多くの常連さんに楽しんでもらいたいです。



■エピローグ(笑)
今回の2014ヴィンテージは66,000円と今までになく高額ワインです。これが現ヴィンテージ2019になると85,000円に跳ね上がってます。。。。因みにベルナールや兄ミッシェルの偉大なお父さんでもある「ジャン・グロ」が現役当時の「リシュブール」1989ヴィンテージはなんと!!250,000円です。もし興味あって色々な意味で余裕のある方には今回の年末特別価格66,000円→46,000円(在庫5本のみ)はご検討する価値はあると思われます。

■ジャン・グロ「リシュブール」1989 



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