タマにはレアなコーヒーが飲みたくないですか? 希少なコーヒー豆Peaberry「ピーベリー」

あなたもタマにはレアなコーヒーが飲みたくないですか?
希少なコーヒー豆Peaberry「ピーベリー」。



◇1種子が1つしかないコーヒー豆「ピーベリー」
ピーベリーはコーヒー豆の品種ではなく、丸豆のことです。本来コーヒー豆は、1つの実の中にコーヒー豆となる生豆が2粒向き合うように入っており、楕円の形状から平豆(フラットビーン)と呼ばれます。ですが、1つのコーヒーの実の中に種子が1つしか入っておらず、丸い形をしたコーヒー豆があります。これが「ピーベリー」です。

◇収穫量全体の3-5%という希少性
ピーベリーは丸豆であり、通常のコーヒーの実と形状に違いがあるけど、実はコーヒーチェリー(実)の状態で判別するのはまず難しいです。コーヒー豆の精選過程で行われるスクリーン選別という工程で、ピーベリー専用のふるいでフラットビーンと分けられます。

コーヒー農家によっては、さらにピーベリーのみを集めて出荷する場合もあります。ピーベリーは、1本の木から3~5%の収穫量で、ハンドピックといって1粒ずつ目視で選別するため、普通のコーヒー豆よりも高値で取引されます。


※画像左が通常のフラットビーンズで右が真ん丸とした「ピーベリー」


◇ピーベリーはどうしてできるのか?
ピーベリーは、枝の先端や栄養の届きにくい場所にできることが多いと言われています。栄養不良によって片方の種子が死んでしまい、残った1つの種子に栄養が集中してピーベリーができるらしい。逆に、養分過多の場合にピーベリーができるとも言われています。その他にも、日光などの天候条件や交配条件、土壌などさまざまな要因があありますね。逆に言うとコレっ!って決め手は不明です。


◇2.普通のコーヒー豆とピーベリーとの違い

■ピーベリーの方が美味しい?
普通のコーヒー豆よりも美味しいと言われるピーベリーですが、実際それほど味に違いがあるのでしょうか。と言われれば過去の経験から言ってそこまでの差はありません。但し通常のコーヒー豆より丸く小さい形をしているため、火が通りやすく焙煎がしやすいのは確かです。均一に熱が加わりやすく焼きムラができにくいので味の安定感はあると思います。



■ローストポイント
中煎りをおすすめするコーヒー専門店は多いですね。風味が優しいといわれるピーベリーはローストポイントは中煎りにするとまろやかで軽やかな口当たりになります。しかし深煎りにしても濃厚な風味とコクが楽しめますので幅広く楽しめる豆ではあることは間違いナシ。


■価格は高め。
ピーベリーは、作ろうとしてできるものではなく、普通のコーヒー豆の中に稀にできるものです。そのため、収穫したコーヒー豆の中からピーベリーをハンドピックで選別しなければなりません。先述したように、収穫量の3-5%という稀な産物のため、手間をかけて集めたピーベリーはその分、高めの価格設定になってしまいます。


◇3.ピーベリーが楽しめる代表的なコーヒー豆

■タンザニアピーベリー
伝統的にピーベリーのニーズが高く「ピーベリーはタンザニアでしか採れない」という都市伝説がある位世界的にもピーベリーを多く輸出しています。フルーティーで明るい酸が特長です。


■ブラジルピーベリー
比較的手に入れやすいポピュラーなコーヒー豆です。ブラジルコーヒーらしいナッツの香ばしさと軽やかさを兼ね備えた味が楽しめます。


■ブルーマウンテンピーベリー
「ブルマン」にも僅かですがあります。コーヒー通ならどれだけ希少価値が高いかわかりますよね。


■ハワイコナコーヒーピーベリー
現在荒野が最も焙煎してみたい豆がハワイコナのピーベリーです。コナコーヒーの爽やかな甘い酸味。それが更に
風味が増したピーベリーめっちゃくちゃ魅力を感じます。




7月は焙煎人荒野の誕生日スペシャル企画として
「ハワイコナコーヒー・ピーベリー」を少量限定で販売する予定です!!



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