コーヒー ブルボン種とは?



ブルボン種とは??

コーヒーに少しでも興味がある方なら必ず聞いたことがある、「ブルボン」は知名度のある品種のひとつです。ブルボン種のコーヒーが栽培されている地域は主に中南米で、たくさんのコーヒー品種改良の元の品種です。

ブルボンとは歴史の長いコーヒーの品種です。2大原種アラビカ、ロブスタ(カネフォラ、)と呼ばれるコーヒーノキの中で、種類はアラビカ種。


※アラビカ種・・・専門店はじめスーパー等で販売されているいわゆるレギュラーコーヒーと言われるコーヒー

※ロブスタ種・・・缶コーヒー、インスタントコーヒー用に使われる



そのアラビカ種の中の200種類以上もある品種のなかで原種にイチバン近いのがティピカ種であり、そのティピカの変種として誕生したのが「ブルボン種」です。

ブルボンはティピカより樹木が強くて、2割ほど収穫量が多いのが特徴。しかし、病害虫に弱いことと収穫が隔年なので生産量はあまり多くない種類の樹木です。

※ブルボン種を多く栽培されているブラジルコーヒーは「裏作」に当たる年は収量がかなり低い。

しかし、ブルボン種のコーヒーの風味は非常に優れているため、いろいろな品種と掛け合わされ、改良されて世界中で栽培されています。またブラジルコーヒーの原型ともいわれています。

現在は、ほぼ全てのコーヒーの系統「アラビカ2大原種」のティピカ種、もしくはブルボン種です。しかし品種改良が進んだ結果、ブルボン単一ではほぼ出回らなくなりました。


◆ブルボン種コーヒー豆の歴史
ブルボン種のコーヒー豆は1715年にインド洋に浮かぶレユニオン島に移植されたのが始まりであると言われています。レユニオン島は別名としてブルボン島とも呼ばれていたので、それがブルボン種という名前の起源であるとされています。 その後、ブルボン種はコーヒー生産大国であるブラジルに移植されて、生産の中心地はブラジルを始めとした中南米へと移っていきました。


◆ブルボン味わい
ブルボン種のコーヒーは酸味のなかに甘みが感じられ、豊かで甘くなめらかなコクのある味わいが特徴です。通常の赤く色づくレギュラーのブルボンをはじめ イエローブルボン、ピンクブルボンというブルボン種のなかでも甘味が際立っている品種は世界中にファンの多いコーヒー豆です。



イエローブルボン
イエローブルボン(アマレロ)はブルボンの亜種です。ブルボンが持つなめらかなコク、果実のような甘酸っぱさ、特有の甘さが特徴。通常のブルボン種(レッドブルボン)よりも甘みが強くでる品種です。

「アマレロ」とはポルトガル語で黄色を意味する言葉です。当店のオリジナルNO1、NO2、ブラジルの中煎りはイエローブルボン「アマレロ」です。



※まるでミニトマトのようなピンクブルボン

ピンクブルボン
ピンクブルボンは、浅く煎るとゲイシャ種のような華やかな風味になるといわれる品種。※個人的にはそうか??ホントかっ??って印象を受ける。

しかし、実が固いのが影響して酸味が強く出ます。中煎りではゲイシャ感は失われますが、その分ブルボン種特有のなめらかなコクと甘みでとても飲みやすいコーヒーになります。完熟するとオレンジがかったピンク色になるのでピンクブルボンと呼んでいます。ブルボンと同じくコーヒーの実は小ぶりで、熟しても実が固いのが特徴。


※ピンクブルボンを実際焙煎して感想は確かに実が固い。なので浅煎りだと酸味が強くでるだろうと予想。
やはり中煎りがベストです。コクも程々感じられ甘いです。



ブルボン種とはこういう豆であってあなたも過去色々なブルボン種のコーヒーは飲んでいるはずです。



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