
■コルデロ ディ モンテツェモロ ヴィアヴェンティ アルタランガ パ ドゼ(イタリア・ピエモンテ州/DOCGアルタランガ/ピノノワール80・シャルドネ20/辛口・白泡)6300円+TAX
貴族出身バローロ生産者の「コルデロ ディ モンテツェモロ」当店の試飲販売会でもすっかりお馴染みですね。過去数回「フェラーリの晩餐会で振舞われる泡」というウリでシャンパン製法で造られてたシャルドネ種主体のスパークリングが出展されました。↑のボトル画像を見るとなんとなく覚えていますよね??。今回は新着の黒ぶどう「ピノノワール」を主体としたふくよかなタイプです。そして今回の泡は『ドサージュ・ゼロ』(補糖ナシ)。リキュール添加ナシのぶどう果汁100%で造られた泡です。ピノノワールはステンレスタンクにて醸造。シャルドネは樽で醸造。19℃で1カ月の一次発酵→5カ月の熟成。そして46か月間の瓶内二次発酵を経てのリリース。この泡の等級は『DOCGアルタランガ』=シャンパーニュよりも長い、30ヶ月以上の瓶内熟成が規定されたピエモンテで造られる瓶内二次発酵のスパークリングワイン。ですから46か月ってかなりの長期熟成なわけです。かなり複雑で深い味わいを期待できそうですよね。

■世界的にトレンド!「ノンドサージュ」
世界的にみてもドサージュゼロ(糖分添加ナシ)の泡をリリースするワイナリーが近年増えています。地球温暖化によって冷涼だったシャンパーニュ地方でも糖度の高いブドウが収穫できるようになったことや、食のナチュラル志向が高まる近年、今や世界的トレンドとして注目されており、実際にルイ・ロデレールなどの有名メゾンが続々と新商品としてノン・ドサージュ シャンパーニュをリリースしています。これはシャンパーニュだけに関わらずイタリアの高級スパークリング「フランチャコルタ」等々ブドウのほんのりとした甘みをストレートに感じるキリっとした辛口が多くなっています。

