アパッシメントとパッシートの違い
アパッシメントとパッシートの違い!
またまたややこしい話題ですが、、、
・「アパッシメント」
ワインでいう「アパッシメント」とは収穫したブドウを2~3ヶ月程度陰干しして水分をとばし、凝縮させる事です。陰干しして、レーズンのような糖度の高い状態になったブドウを絞ってワインを造るが、甘口に仕上げられる事も、辛口に仕上げられる事もある。代表的なものは、ヴェネト州のアマローネですね。
陰干しの方法は、S字フックの様なものに吊るす手法、藁の上に並べる手法、棚に並べる手法、様々あります。
※上から吊るしての陰干し。
※藁の上で陰干し
・「パッシート」
パッシートとは陰干しする手法、もしくは陰干ししたワインに使われる単語。
なので違いはというと・・・・
『パッシート』は陰干しする手法、もしくは陰干ししたワインに使われる単語だが、『アパッシメント』は基本、陰干しする手法としてのみ使われる単語です。
基本同じ意味だけど使うシーンが違うってことですね。
因みに
9/10の試飲販売会に登場するイタリア・ヴェネトの「パッシート」はコチラからご覧ください。