北海道発コンビニチェーン「セイコーマート」が勝ち続けるその理由とは・・・・

セイコーマートが勝ち続けるその理由とは・・・・



“北海道発祥のコンビニチェーン”セコマ(2016年にセイコーマートから社名変更)店舗数では最大手のセブンイレブンには到底及ばないが、日本生産性本部が発表した顧客満足度調査(2022年度)では7年連続NO1なんです※因みに2位のセブンを大きく引き離してる。 マジでっ!

さらに!!
特筆すべきは長引くコロナ禍でコンビニ各社がほぼほぼ売上を減らす中、セイコーマートだけは20年6月以降、22年8月に至るまで前年同月比を上回る業績を挙げているらしいです。


その強さとは??

①必要なものがちゃんと揃っている店
コロナ禍だった当時、なるべくひとつの店で買い物を済ませたいという顧客心理。お弁当や牛乳、スイーツだけでなく、例にすると醤油とかバターも買いたいはずだと・・・生活に密着した商材を棚から切らさないことで購入店数、購入金額も上がったと。。


②メインは高齢者と年金生活者
興味深いデータとして従来売上げの山は給料日後が最も大きく→しかし2007辺りからは年金支給日が給料日を沖抜く→2013辺りからは生活保護支給日が給料日を追い抜く。現在の売上げの山は年金支給日→生活保護支給日→給料日の順になっている。。



これは何を意味するのか??


「まさに高齢化社会の縮図!」


従来コンビニといえば若者の場所というイメージでしたよね。しかし現在は高齢者や年金で暮らしている人のライフラインになっている。。

現在セイコーマート利用客の実に1/3は60歳代以上が占めている。。




■ムダを徹底して削減。

クオリティの高さで評価される人気シリーズの『100円惣菜。』ここまでお値打ち価格に出来るのは、自社農場の野菜を含め自社工場での惣菜のパック詰め、自社トラックでの配送等々製造~販売に至るまでのサプライチェーンや惣菜の容器まで全て自前で持っているからなせる技なんです。 セブンはじめ競合他社コンビニにはない強みですね。


セイコーマートに限っては高齢者、年金生活者を主に考えて・・・
年金生活者には賃上げはない→つまりセイコーマートを利用する1/3の顧客は食費、生活費に割ける金額が決まっている。クオリティを落とさず1円でも2円でも安くするために徹底したムダを削減していったわけです。



セブンイレブン、ファミマ、ローソンとはまた違って独自路線を突っ走るセイコーマート。
今まで存在すら意識していなったわけですが、、、年に数回立ち寄る機会がありますが、、、コンビニと地方の個人経営の食料雑貨店がミックスした店内だなぁと・・・
独特な存在だなぁあ・・と。


個人的にそんな感じのイメージでしたね。





因みに店内製造「ホットシェフ」のカツ丼ってかなり人気みたいです。