
シュワシュワっとした泡が楽しめるスパークリングワインは、シャンパーニュなどの高級品、というイメージから少しずつ、親しみやすいワインとして幅広い人気を得るようになっています。
よくある質問で「同じ辛口と表記してけど甘さの感じる度合いが全然変わるんだけど・・・」っておもわれている方多いとおもいます。その理由は『残糖量』です。
同じ辛口表記でもワインの中に残っている糖分の量によって変わります。
表記例:※0~6g/L

※↑の画像を参照してください。
シャンパーニュでもその他スパークリングワインでも1L中にどれだけ糖分があるか?で飲んだ時感じる甘さが変わってきます。
近年トレンドの糖分添加をしない(不可)「ブリュットナチュール」「ドサージュゼロ」3g未満/L。
なので最も辛口タイプがこれです。
0-6g/LのExtra Brut。12g未満/Lの Brut 日本で多く出回っているのがこの2つのタイプです。

↑ブリュットナチュールのラベル

ブリュットタイプのラベル
ボトルにはこういうパターンで表記されています。
そこで!!上記に書いてあるような質問の多くは「Brut」12g未満/L。
※ある意味この「ブリュット」のカテゴリーが一番厄介です。
数字の幅が多いんで・・・
このカテゴリーは12グラム未満と言っても0に
近いものはほとんどありませんが
5グラム程度の残糖があるものが多いんです。
がっ!!しかし稀に12gに近いモノだと「Brut」辛口って表記だけど
なんか甘いね~~ってなるわけですね。
実際ボトルに残糖量まで表示していることは
ほぼないので、、、、
もしよりドライなタイプの泡を探している場合は
最も辛口のタイプである「ブリュットナチュール」とか
「ドサージュゼロ」が間違いないです。
とはいえどこにでも置いてあるわけでもないので
もし「Brut」タイプの中で選ぶ場合は
『これ辛口表記だけど実際どう??残糖量はどれくらい??』
って質問されても良いとおもいます。
因みに荒野もすべて把握していませんが、、
直ぐに調べてお答えできますので、、、
疑問に思ったことは何でも聞いてくださいね。
さらに補足として同じ残糖量でも使っているブドウ
品種によっても違ってくるんで、、、
「甘さ」「辛さ」を気にする場合はお店の方と
コミュニケーションを取ってからの購入がベターですね。

世の中より「ナチュラル嗜好」な食事に向かっているので・・・
ワインもよりドライなものが好まれている傾向ですよね。
