南仏のピノ・ノワール? シャトーヌフ・デュ・パプ。

“南仏のピノ・ノワール”とも称されるグルナッシュを主体に、多様な魅力あふれるワインが生み出されています。南ローヌ最重要産地。

多様なワインを造る銘醸産地シャトーヌフ・デュ・パプ!
気軽なフレンチが楽しめるビストロから高級レストランまで幅広く、そして深い食文化が根付いている南仏ローヌ地方。そんなローヌ地方の南部にあるワイン産地が存在します。
ほとんどの一流レストランでは、この産地呼称と同名ワインがオンリストされ、格式がありながらも、重めの料理から軽いものまで幅広く合わせられる非常にバランスのとれた味わいのワインが多く造られています。
その名はシャトーヌフ・デュ・パプ。



シャトーヌフ・デュ・パプ(Chateauneuf du Pape)とは、フランス南東部のローヌ地方南部にあるアペラシオンで、(原産地呼称)フランス語で「教皇(Pape)の新しい館(Chateauneuf)」という意味があります。赤ワイン、白ワインともに造られ、どちらもAOCに認められていますが、96%が赤ワインで、白ワインは全体の4%ほどと極少量です。ほぼほぼ赤ばっか!!
そしてややこしくなる前に一言
「シャトーヌフ・デュ・パプ」とはワイン原産地呼称でありワインの銘柄でもあります。


そして・・・・
シャトーヌフ・デュ・パプを語る上で欠かせないのが、多彩なブドウ品種です。

シャトーヌフ・デュ・パプに使用できるブドウ品種は、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー、クレレット、ヴァカレーズ、ブールブーラン、ルーサンヌ、クノワーズ、ミュスカルダン、ピクプール、ピカルダン、テレ・ノワールの13種で、フランスのAOCでの使用ブドウ品種数の中では最多を誇ります。

その中でも、特に重要な品種はグルナッシュ。このアペラシオンで80%もの栽培を占めており、100%グルナッシュで仕立てる生産者もいます。


また、ブドウ品種だけでなく土壌も多彩ですね。
赤い粘土の上に丸い石がゴロゴロと転がる圧挺の小石が有名。この土壌をガル・ガーレ土壌と言います。この丸石は一見して乾燥した荒れた土地のように見えますが、ブドウにとっては通気性に富み水はけの良い素晴らしい条件が揃っているのです。



そんな南ローヌの重要産地であり銘醸ワインである「シャトーヌフ デュ パフ」の魅力、
特長、楽しみ方は??というと・・・



ーシャトーヌフ・デュ・パプの魅力とは?
リッチで濃厚かつバランスがよく、一定の熟成ポテンシャルがある赤ワインが生み出されています。これらの要因は古樹のグルナッシュからです。

そして
よくヌフ・デュ・パプとブルゴーニュを比べられます。ピノ・ノワールとグルナッシュ・ノワールは、本質的に似ているブドウかもしれません。

ーシャトーヌフ・デュ・パプの特長
日照量が多く、そのため糖分が上がりやすいのでアルコールのボリューム感が強く、果実味が引き立つ、しっかりとした骨格が特徴のワインです。以前はパワフル一辺倒で有名でしたが、、、最近はパワフルさの中にも都会的な洗練さがあるワインが多くなってます。繊細かつエレガントなワインとなり、まろやかな口当たりとなっています。生産者 によってワインに対する考え方が違うため、同じAOCでも様々な味を楽しめるという魅力がこの産地にはあります。



◎オススメな楽しみ方!
一定期間熟成を必要とし最高の状態になるのはおおよそ10年後ですが、モノによっては若いうちからも楽しめます。フルボディの赤ワインのため肉料理と相性良く、その中でもジビエ料理や赤身肉とは格別に相性が良くなっています。また渋みも強く、口当たりもボリューミーなのでゴルゴンゾーラなど、癖のあるチーズとの食べ合わせも良いですね。



そして今回めっちゃ秀逸なヴィンテージと
評されるシャトーヌフ・デュ・パプ2016ヴィンテージが登場します!


・バロン ド モンフォーコン シャトー ヌフ デュ パプ2016
《南仏・コート デュ ローヌ地方/ACシャトー ヌフ デュ パプ/グルナッシュ92・ムールヴェードル8/フルボディ・赤》6000円(6600)

ボルドーワインでもなく
ブルゴーニュワインでもない
2023年度のローヌ最優秀生産者に選ばれた
フレッシュさとエレガントさを追求した凝縮感あるワインをぜひご期待ください。

シャトーヌフ・デュ・パプのワインはかなりコスパ高いです!