フレスタのワインと言ったら・・・・・
フレスタのワインと言えば・・・・
この人!そしてこの人も! そんなフレスタの歴史を
象徴するワインが登場します!
世界一ポリフェノール含有量が高いと言われる!
世界一タンニンが強いと言われる・・・イタリア土着品種サグランティーノの功労者!!
イタリア・ウンブリア州『アルナルド・カプライ』
現当主:マルコ・カプライ
創業25周年を記念し93年に初めて造られた、サグランティーノの最高峰。圧倒的な存在感を誇る、技術と情熱の結晶のフラグシップワイン。
〇サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 25anni アルナルド・カプライ
《イタリア/ウンブリア/赤/サグランティーノ/フルボディ》15,000円(13,750)
8年間もの樽熟成を経た偉大なサグランティーノ!!96ヶ月は伊達じゃないっ。
〇アルナルド カプライ スピニング ビューティー
《イタリア/ウンブリア/赤/サグランティーノ/フルボディ》40,000円??(44,000)
↑はアルナルドカプライを象徴する存在のワインであり
その他ワイナリーを代表するワインは数多く存在します。
既に何年も・・・・何回も・・・・荒野のブログに登場しているワイナリー「アルナルド・カプライ」。1971年、繊維の仕事で成功し5haの葡萄畑を購入したことから”サクセスストーリ”がスタートします。もちろん、そこにはサグランティーノが植樹されており、アルナルド・カプライは畑を買い増しして行きます。1987年には息子で現オーナーとなるマルコ・カプライがアジェンダで働き始め、1989年にはマネージメントを任されます。マルコ・カプライの代になり、1990年‥早速ミラノ大学との共同研究を始めます。それにより良いサグランティーノのクローンを開発するなど高品質化が一気に進みます。最上のエレガンスを求めたクローンの研究は足掛け7年続き、その間に60種類を越えるサグランティーノのクローンを選びだし、現在ではその内の5種類~6種類のクローンのサグランティーノをブレンドしています。そして25周年となる1993年に、そのリゼルヴァとして、現在のフラグシップワインであるモンテファルコ・サグランティーノ・25anniが生まれます。(↑の画像)(正式にはリリース年が1996年。創業25周年の1996年に1993年のそれが初リリースされました。)
サグランティーノという品種は、ご存知のとおりタンニン量は多く、アルコール度数は高い。その当時の栽培‥醸造ですと、なかなかスティルの赤ワインとしては厳しく、逆に陰干しさせたパッシート(甘口ワイン)に用いる方がポピュラーだったわけです。そんなサグランティーノを素晴らしいスティルの赤ワインに仕立てることに尽力し、成功を納めたのが、アルナルドであり、それを継いだマルコ・カプライなわけです。
モンテファルコ・サグランティーノがDOCに認定されたのが1979年。1992年にDOCGに昇格‥翌年の1993年に25周年として25anniが誕生します。ウンブリア州のモンテファルコ地区という‥小さな‥小さなエリアでしか栽培されていない稀な土着品種で、近年では生産者も増えはしましたが、それまでは、サンジョヴェーゼと混在されて栽培されており、サンジョベーゼだと思われていた‥という品種です。(キャラは全然違いますけどね・・・)
1979年に、このアルナルド・カプライを始め、ようやく辛口(ドライ)なスティルワインとしてのサグランティーノ・ディ・モンテファルコが産声をあげます。(DOCGに昇格したのは1992年)その屈強で豊富なタンニン、高いアルコール度数は、専門家曰く「ヴェネトのアマローネに比肩するワイン」と評しています。そんな、サグランティーノ・ディ・モンテファルコを第一人者は、やはりこのアルナルド・カプライなんです。創業25周年を記念して1993年ビンテージがリリースされた今回登場する『25anni』ですが、この志を忘れずにっ!なのか??それ以降のヴィンテージも「25アンニ」でリリースされています。
もうただのワイナリーの域を余裕で超えちゃってまさに『ワインラボ』なノリの
アルナルドカプライです。
ぜひぜひ当主のマルコカプライに会ってみたいっ!!
という長年の願いもなんと今年・・・・・突如叶いました!
ガンベロロッソ2024TOKYOにて・・・
2023を締めくくるべく12月のおすすめワインは
アルナルドカプライのアイテムからセレクトする予定です!!
最後に・・・
モンテファルコ・サグランティーノ
Montefalco Sagrantino
モンテファルコ・サグランティーノはイタリアのウンブリア州のDOCGです。992年にDOCGとして認定されました。ウンブリア州はイタリアの中部にある州で、州都はペルージャ。「DOCGモンテファルコ・サグランティーノ」は、その名の通り「サグランティーノ種」のブドウ100%で造る赤ワインです。
この「サグランティーノ種」はペルージャのみで栽培されているという世界的に見ても大変珍しい品種でもありま酢す。DOCG認定基準は「最低アルコール度数は13%」、「最低でも30ヵ月(木樽12ヶ月)の熟成が必要」など細かに定められています。また陰干しからの甘口ワイン製法の一つである「パッシートタイプ(ブドウを乾燥させたワイン)」も認められています。
サグランティーノ種の起源は中世期にギリシャ正教会の修道士により持ち込まれたとする説が有力です。古くからウンブリア地域で栽培されていました。
深いルビー色でリッチな、フルボディの味わいが特徴で、似たような起源を持つバローロやバルバレスコのピエモンテ州で栽培されている「ネッビオーロ種」の数倍ものタンニンを持つことでも有名です。最大の産地であるモンテファルコ地区でも100haほどの栽培面積しかなく、非常に希少なブドウでもあります。近年では輸出も増え始め「世界で最も濃厚な赤ワインを生み出す力を秘めている」ブドウ品種とも言われるようになり世界中に広まりつつあります。