
注目度急上昇!!モドルバワイン。。。あなたは知っていますか??
ワイン造りの歴史は紀元前3000年以上前まで遡り、ジョージアと並んで世界最古のワイン産地のひとつと考えられている歴史あるワイン生産国モルドバ。とはいえ・・・・
まだ日本ではモルドバワインの流通量は多くはなく、馴染みの浅い国ではありますが、徐々に・・・徐々にではありますが素晴らしいワインを生み出す名産地なんだ!!と認識されつつあります。
今回は、東欧モルドバについて、さらにはおすすめのモルドバワインをご紹介したいと思います。

モルドバとは??
東欧、黒海の西に位置し、国土の西はルーマニア、北・東・南はウクライナに囲まれた国であるモルドバ共和国。
面積は日本の1/11ほどと小さく、人口は約300万人ほど。首都キシナウには国際空港があり、モルドバの玄関口となっています。
元々はソビエト連邦の構成国の一つでしたが、1991年のソビエト連邦崩壊に伴い独立し、現在のモルドバ共和国となりました。
■風土は・・・
日本と同じく四季があり、大陸性気候の影響を受けています。
夏は乾燥し暑く、冬はとても寒い(氷点下30度以下になることもあるとか…)モルドバ。日中の寒暖差が大きいのも特徴です。緯度はフランスのブルゴーニュやイタリアのピエモンテとほぼ同じ46~48度。
主な産業は農業で、小麦やブドウ、とうもろこしなどの生産に力を入れています。ワイン生産も古くから続く伝統産業で、モルドバの主要輸出品の一つです。
■食文化
牛、羊、豚、鳥などの肉に野菜、香辛料やハーブを使った料理が伝統的です。
サワークリームやチーズを加えてアクセントにすることも多いとのこと。
国民食とも言えるポピュラーな料理は、ママリーガというとうもろこしの粉を蒸して練ったものがあります。
その他、ルーマニアでも一般的なミティティという肉団子や、ザマ(鶏肉と香草、ヌードルの入った酸味のあるスープ)も 伝統的な家庭料理の一つ。ほっこりと優しいお母さんの味なんだとか!

・モルドバ国民食「ママリーガ」
■ワインの歴史

モルドバでのワイン造りの歴史は、紀元前3000年前、一説には5000年前にまで遡るとも考えられいて、ジョージアと並んで世界最古のワイン造り発祥の地として知られています。
中世の時代にはすでにワインセラーが造られていて、現在はEU基準のワイン法も取り入れられその品質はますます高くなっています。コスパに優れた国際品種のワインから、様々な土着品種、スパークリングワインまでバラエティ豊かなラインナップも魅力の一つ!
栽培しているワイン用ブドウ品種の約7割がカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなど国際品種。しかし、個性豊かなモルドバ固有の土着品種も栽培されています。

■モルドバの土着品種
モルドバでは国際品種の栽培が盛んで、固有品種の生産量は全体の約10%ほどです。しかし、個性的で魅力あふれる土着品種の人気は根強く、モルドバのワインを語る上では絶対に外せません!代表的な土着品種をご紹介します。
・フェテアスカ・アルバ
「白い乙女」という意味で名付けられた古代品種。(モルドバの土着品種は、女性に例えた名前が多いのです!)中央地や南部地域で造られることが多くスパークリングワインにも使用されます。果実や花のアロマ、軽やかでフレッシュ、上品な味わいでアフターにほのかな苦味があるのも特徴です。
・フェテアスカ・ネアグラ
こちらは「黒い乙女」という意味の品種。ベリー系の果実味とほのかにスパイスのニュアンスもあり、口当たりは優しいが力強い味わいのワインを産み出します。オーク樽との相性もよく熟成にも向いていて、クセのある食材や料理ともマッチする黒ブドウ品種です。
・ヴィオリカ
セイベルとアリアティコの交配品種として1969年にモルドバで誕生した比較的新しい品種。ヴィオリカはモルドバの女性に多いポピュラーな名前で、華やかなアロマと豊かな果実味が魅力です!
・ララ・ネアグラ
「黒い貴婦人」という意味を持つ品種、ララ・ネアグラ。土着品種の中でも特に歴史が古いと言われていて、赤系果実の香りとしっかりとした酸味と果実味、まろやかなタンニンが特徴。ボルドー系の品種とブレンドされることも多いです。エレガンスな要素が多い品種!。
まだまだ知らない秘めた魅力がたくさんある東欧の国、モルドバ。まだ行ったことも見たこともない遠い国だけど、その地のワインを味わうことでぐっと距離が縮まり親しみが湧いてきますよね。。
今回フレスタに入荷してきたモルドバワインは2種類の赤ワイン。
どちらも土着品種100%です。

詳しくはコチラをクリック。。
※既に片方は輸入元で完売(次回入荷は3/下予定)相方の売り切れも時間の問題だと思われます。
もしご興味あればお早目のご連絡をおすすめします。