6月のおすすめコーヒー豆「イルガチェフ・コチャレ ウォッシュド」焙煎しました。
良い感じです。カシスぽい果実味のモカフレーバー。そして紅茶のようなニュアンスも
後味に感じて「キレイなモカ」です。甘酸っぱい爽やかで良い感じです。

焙煎機に投入5分経過くらいってまだ青々としてます。「ウォッシュド」らしい均一な色味。
ここから段々とカロリー(熱)が入っていくと、、、、
色も褐色していき、風味も香ばしくなってくる「メイラード反応」が起きます。
※魚や肉、パンなど食材の中に含まれるアミノ酸と糖が加熱によって
結びつき、起こる反応を「メイラード」

トーストや煎餅の焼き色、チョコレート等々もメイラード反応によるものです。
記憶に新しい「グランメゾン東京」のフレンチ界でも
肉や魚の旨みを加熱によって抽出し、濃縮することで、メイラード反応をゼロから起こし、
“香ばしい”ソースを作っています。俗に言う「グラッセ」ですね。

焙煎も終盤この辺になってくると豆から爽やかな甘酸っぱいフルーツの香りが、、、
モカって焙煎しているだけで幸せな気分になってきちゃう。。
最近ストロベリーモカのような「ナチュラルプロセス」を焙煎する機会が
多かったので水洗式(ウォッシュド)のどことなく漂う紅茶のような爽やか
さをアフターに感じるとホっとします。「コチャレ」はこの紅茶ぽさをひと際
放ってますね。。。

とはいえいくら原料のポテンシャルが高かろうが、肝である「排気」のコントロール
が出来ないと、、、アレっ??っていうコーヒーになっちゃいます。
特にウォッシュドプロセスのモカは繊細過ぎて難しいです。
ホントぼくの焙煎クオリティを鍛えてくれます。

↑のガスによって豆に栄養を与えるカロリーと「排気」のバランスが
やはり肝です。この辺のコントロールを覚えるに、、、
覚えの悪いボクはかなり苦労しました。笑
まぁ・・・こんな感じで無事「イルガチェフ・コチャレ」の焙煎も
出来ました。冷めてくるとより甘酸っぱいモカフレーバーが顔を覗かせます。
特にこういう湿度高めの体感の時は良いですよ~~「イルガチェフコチャレ」
発売開始です!!
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