【インフューズドコーヒー】コーヒー界のタブーに挑む!ラム酒のような風味「ヴィンテージバレル・カシャーサ」の魅惑
- 今月のおすすめ
- 2025年10月03日
こんにちは!荒野です。
今月のおすすめ豆をご紹介する前に、一つ、皆様にお伝えしたいことがあります。それは、私たちが今月、**コーヒー界の「タブー」**に挑戦する特別な豆を皆さんにお届けする、ということです。
~~樽とコーヒー豆が織りなす魅惑の世界~~
今月の主役は、インフューズドコーヒー「ヴィンテージバレル・カシャーサ」。
インフューズドコーヒーとは、生豆をワインやラム酒などの**「お酒を熟成させた樽」**で一定期間寝かせることで、豆にその樽の豊かな香りを移す、近年注目を集めている製法です。
しかし、伝統的なコーヒーの世界では、「コーヒー以外の香りを加える」という行為は長らく**「邪道」、あるいは「タブー」**とされてきました。どの世界も賛否両論は付きもの。荒野はこのタブーを恐れず新しいコーヒーの可能性を追求します。
■改めてインフューズドコーヒーとは→コチラをクリック!
~~ブラジルの情熱が詰まった酒「カシャーサ」~~
今回私たちが選んだのは、ブラジル国民の魂の酒**「カシャーサ(Cachaça)」**の熟成樽です。

カシャーサは、さとうきびを原料とする蒸留酒で、ラム酒と似た甘く華やかな香りが特徴です。このカシャーサを熟成させた木樽に、厳選したコーヒー生豆を入れ、約一ヶ月間じっくりと寝かせました。
~~☕ 飲んでみてわかる、深みと情景~~
一ヶ月の時を経て生まれた生豆は、まるでラムレーズンのように甘く、芳醇な香りを纏います。しかし、そのままではこの香りを最大限に活かせません。この特別な個性を引き出すため、荒野流にロースト。これにより、カシャーサ由来の華やかな香りと風味に、私たちが求めるチョコレートのような深みと心地よいコクが加わりました。
口に含むと広がるのは、ラム酒を思わせる甘い余韻と、飲み終えた後に鼻に抜ける樽のウッディなニュアンス。
あたかも、夜の静かなバーで、ヴィンテージの椅子に深く腰掛け、ゆっくりとグラスを傾けているような、そんな贅沢で落ち着いた情景を連想させる一杯です。
「コーヒー界のタブー」という言葉に、あなたは一瞬躊躇するかもしれません。
しかし、これは「コーヒー」の概念という壁を越えた、「新しい体験」としてのコーヒーです。
ぜひ、この**「ヴィンテージバレル・カシャーサ」**で、いつもと違う特別なコーヒータイムをお過ごしください。

【インフューズドコーヒー「ヴィンテージバレル・カシャーサ」】
100g 2000円(2160) 200g 3500円(3780)
〇ローストポイント:フルシティーロースト(ちょい深めのロースト)
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販売開始日: 10月4日(店頭にて)
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香り: ラム酒、バニラ、樽香
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味わい: 深みのあるコク、チョコレート、オレンジ等の完熟フルーツの長い甘い余韻。
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農 園 名 :ドゥアスポンチス農園
生 産 者 :アントニオ・ジョゼ・デ・カストロ
生 産 地 :ブラジル ミナスジェライス州パトロシーニョ市
栽培品種:ムンドノーボ
標 高:1000m
精製処理:Natural
