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【コーヒー希少な品種】ピンクブルボン!

  • お知らせ
  • 2026年01月18日

2月のおすすめコーヒーはコロンビア産の「ピンクブルボン」をご紹介します。

ピンクブルボンとは?(品種について)

ピンクブルボン(Pink Bourbon)はとても珍しいコーヒー品種で、通常の赤いコーヒーチェリーとは違い、成熟した実が薄いピンク色になるのが名前の由来です。

特徴

 

  • 遺伝的背景
    昔は「赤ブルボンと黄ブルボンの交配」と見られていましたが、近年の研究ではエチオピア系のランドレース(原種)系統が強い可能性があるとされます。

  • 希少性
    栽培は非常に手間がかかるため、世界的にも生産量が少なく、希少価値が高いです。
     

  • 味の特徴
    一般的なブルボン種よりも
    ✔ 明るい酸味
    ✔ 華やかなフルーツ感
    ✔ 華やかで複雑な香り
    ✔ 甘みや花のような余韻
    が出やすいとされ、フルーティで爽やかなコーヒーを好まれる方に人気です。(今のトレンドな味ですね。)

  • 📌 栽培の難しさ
    ピンクブルボンは他品種と交雑しやすく、色・風味を保つためにはきちんと隔離した栽培が必要で、管理が大変です。


    ☕️ 味わいのイメージ(よくあるコメント)

    ・ラズベリーやストロベリーのような赤系フルーツ感とか・・・
    ・ハチミツやシロップのような甘さ・・・・

  • ※焙煎度やプロセス(ウォッシュ/ナチュラル/アナエロビック)によって味わいがずいぶん変わるのも、この品種の面白さです。

  • フローラルで華やかな香り

  • 明るくクリアな酸味

  • 柑橘(オレンジ、グレープフルーツ)を感じることもありますね。

ほんとローストによって風味、味わいによって変化しますね。



🌱 ピンクブルボンの起源 — どこから来たの?

ピンクブルボンは コロンビア南西部、特にウィラ(Huila)地域 で見つかることが多い希少品種で、完熟したチェリーが通常の赤でも黄色でもなく“ピンク色”になる独特の外観が特徴です。そのため「ピンクブルボン」という名前で呼ばれるようになりました。最初に広く知られるようになったのは 1980年代〜2010年代前半ごろと言われています。

農家の間で偶然見つかった木が注目され、周囲の農園にも広がっていったという伝承のような流れがあり、最初に「これだ!」と発見した人物・農園がはっきり記録されているわけではありません。


🧬 名前とその誤解 — 本当にブルボンなの?

❓ 「ブルボン」なのに実は違う?

当初は
🔹 赤ブルボン × 黄ブルボンの自然交雑種
🔹 ブルボン種の突然変異
…と考えられていましたが、最新の遺伝子解析ではそれが否定されつつあります。

DNA分析の結果では、ピンクブルボンは従来のブルボン種とは別種で、むしろ エチオピア原産のランドレース(野生〜在来型品種)の形質を多く持つ可能性が高いという見解が出ています。つまり
➡️ 「ブルボン家系の亜種」ではなく
➡️ 「エチオピア系の独立した血統」という可能性が強まってきたんです。

そのため本来は「Bourbon(ブルボン)」の名を冠する根拠は弱い…けれど、歴史的な通称として今でもそのまま使われています。


 

🌍 なぜ注目されるのか — 歴史の中の意味

ピンクブルボンが歴史的にも重要視される理由は大きく3つ:

① 🌸 見た目のインパクト

– 熟すとピンク色になる珍しいチェリーは、視覚的にも強い印象があります。通常の赤〜黄色とは異なり、マーケティングでも目立ちます。

② ☕️ 高品質なカップクオリティ

– 芳醇で複雑、フルーツ感や花のような香りが特徴で、スペシャルティ評価が非常に高い。これは品質の高さから自然に評価が上がった結果です。

③ 🧬 遺伝学的背景の興味深さ

– ブルボン・カツラやティピカ系とは異なる血統である可能性が示唆され、コーヒー品種の多様性を理解する上で注目される存在となっています。 

 

🧠 最後に — 現代のピンクブルボン

現在、ピンクブルボンは
✨ 特定の microlot やスペシャルティ市場で人気
✨ 生産国の農家にとってプレミアム品種
✨ 世界中のロースターが注目する“逸品”

というポジションにあります。品質の良さとストーリー性から、高価格帯のコーヒーとして取引されることも多い品種です。