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モカ?Mocha?Moka?Mokha?

  • たまの雑学
  • 2026年01月24日


モカ?Mocha?Moka?Mokha?

――コーヒーでよく聞く「モカ」の名前の違い

コーヒー好きの方なら一度は聞いたことがある**「モカ」**という言葉。

でも実は

  • Mocha

  • Moka

  • Mokha

と、いくつか綴りがあるのをご存じでしょうか?
さらに「カフェモカ」になると、意味が変わることも。

今回は、このモカという言葉の正体と歴史を、分かりやすくまとめてみました。

モカの語源は「港町の名前」

モカ(Mocha / Mokha)の語源は、イエメンにある港町「モカ(al-Mokha)」

17〜18世紀、この港はエチオピアやイエメンで生産されたコーヒー豆がヨーロッパへ出荷される一大拠点でした。

そのため当時、
この港を経由してきたコーヒー全体が「モカ」と呼ばれるようになります。

ここから、モカの歴史が始まります。


Mokha|もっともルーツに近い表記

Mokha は、アラビア語の地名に最も近い英語表記。

現在でも

  • Yemen Mokha

  • Mokha Mattari

  • Mokha Sanani

など、イエメンの伝統的コーヒーを語る文脈で使われます。

▶ 歴史性・原点・クラシックな響き
▶ 現代ではやや専門的・限定的な表記


Mocha|いま最も一般的な「モカ」

Mocha は英語表記で、日本・イギリス・アメリカなどで最も一般的。

この表記には、実は2つの意味があります。

① コーヒー豆としてのモカ

  • エチオピア

  • イエメン

といった、フルーティで華やかな香りを持つコーヒーを指す言葉。

② カフェモカ(飲み物)

  • エスプレッソ

  • ミルク

  • チョコレート

を使った、甘いコーヒードリンク。この「チョコレートのイメージ」は、
モカ系コーヒーが持つチョコやカカオを思わせる香りから来たと言われています。



Moka|ヨーロッパ的なモカ表記

Moka
フランス語・イタリア語・ドイツ語圏など、ヨーロッパで使われる表記。

有名なのがMoka pot(モカポット)

発音や意味は Mocha とほぼ同じで、綴りだけが欧州仕様と考えてOKです。


3つのモカ、何が違う?

まとめると👇

表記 主な文脈 ニュアンス
Mokha 歴史・イエメン 原点・伝統
Mocha 英語圏・日本 現代の標準
Moka 欧州 欧州的表記

✔ すべて同じ語源
✔ 豆の違いではない
✔ 言語と文化の違いによる表記の分岐


モカという名前が、今も特別な理由

モカはコーヒーの始まりの時代と、世界貿易の歴史をそのまま名前に残している、数少ない言葉です。

一杯のコーヒーの裏側にある港町、交易、文化の交差点。
そんな背景を知ると、モカの香りが、少し違って感じられるかもしれませんね。