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エスプレッソって何なんだろう?

  • たまの雑学
  • 2026年03月28日

エスプレッソの始まりはイタリア。

1900年代初頭、
「短時間でコーヒーを提供したい」という想いから生まれました。

“エスプレッソ”は圧力をかけて一気に抽出することで、

あの濃厚な香りとコク、
そして独特の余韻を生み出します。

ただの“濃いコーヒー”ではなく、香りも、旨味も、オイルも
すべてを凝縮した一杯。



そして個人的に思い出すのが…

今から25年以上前。
博多の「AUX BACCHANALES」で
ギャルソンをしていた頃のこと。

当時はまだ、今ほどコーヒー文化も浸透していなくて、

小さなデミタスカップのエスプレッソを出すと
「え、これだけ?」と驚かれることも多かった時代です。


そんなある日、

一人のイタリア人のお客様に
印象的なことを言われました。

「人生は苦くて辛いことがほとんどだ。
だからコーヒーくらい甘くして飲もうよ。」

そう言って、
エスプレッソにたっぷりと砂糖を入れて飲んでいたんです。




その瞬間、思ったんです。

あぁ、エスプレッソって
“味”じゃなくて“生き方”なんだなって。


 

実際、イタリアでは
エスプレッソはただの飲み物ではなくて

ほんの一瞬で気持ちを切り替える
“小さなリセット”のような存在。

苦さも甘さも含めて、
その一杯をどう楽しむかは自分次第。



そして今、

自分の店で改めてエスプレッソを抽出してみると

あの頃よりももっと自由に、
もっと美味しく、

この一杯を楽しめる時代になったなと感じます。